夢日記をつけると危険だという情報が出回っているようです。

夢日記を書くと夢を自分でコントロールできる明晰夢を見られるようになると話題になり、始める人も増えました。

夢日記自体を知らない方のためにざっくり説明しますと、夢日記とは見た夢を日記のように書き留めておくものです。

夢の内容はたいてい時間がたつと忘れてしまいますが、夢日記をつけるとあとから夢を思い出すことができます。

でも、なぜ夢日記は危険だと言われているのでしょうか?
そして、本当に危険なものなのでしょうか?

私は2年ほど夢日記を付けていたことがあります。

なのでその経験をもとに夢日記が危険だと思われている理由と本当に危険なのかをバシバシ説明したいと思います。

これから夢日記をつけようと思っている人はぜひ参考にしてください!

夢日記は危険!の真相!

夢日記が危険だと思われている理由①夢と現実の区別がつかなくなる

夢日記をつけると、夢で起きた出来事なのか現実で起きた出来事なのかわからなくなるという情報が広まっています。

本当にこんな危険性はあるのでしょうか?

ずばり!

”夢”日記に書いたことは”夢”の中の出来事なわけで、現実と混同するはずないです!

私も夢日記を2年つけていたことがあります。
でも、現実と混同したことは・・・一瞬もありません^^;

相当天然な方は別かもしれませんが、普通混同しませんよ。

万が一、あれ?と思うことがあっても、夢日記を見返せば一目瞭然ですよね。

もし不安であれば、夢日記と一緒に現実の日記も書いてください。
2つを見比べれば、混同することはまずないですよ!

「あれ?」と思うことすら私は一度もありませんでしたね(;´∀`)

夢日記が危険だと思われている理由②記憶が曖昧になり、周りの人と話がかみ合わなくなる

こちらは理由①と関連している噂ですね。

夢と現実の区別がつかなくなり、夢の出来事を現実のものだと思い、話がかみ合わなくなると言われています。

こちらも理由①でお話したとおり、夢と現実を混同することはないので、大丈夫ですよ。

記憶が曖昧になるなんて言われています。
でも夢日記は脳の働きを良くする効果があるのです。

夢を見ているときは右脳が活性化しているので夢日記をつけることで特に右脳の働きが良くなります。

感性が豊かになったり、アイデアがひらめきやすくなったりするのです。

 

また、夢日記を見返して思い出そうとすることで、脳の記憶をつかさどる部分が活性化します。

そうすることで、記憶力もアップするんですよ!

夢日記をつけることで、現実の自分にもいい効果は出てくるんですね。

夢と現実が混同してる方がいたら、それは夢日記のせいではないでしょう。

夢日記が危険だと思われている理由③ 自分の負の感情やトラウマがあらわになる

夢は自分の無意識下にある本当の感情を表現することがあります。

ですので、夢日記をつけると、負の感情やトラウマを思い出すことになってしまうことが危険だと言う人もいます。

これに関しては、逆にメリットです。

なぜかというと、そういった感情は完全に忘れているわけではなく、心の奥底に抑えつけているだけなんです。

ですから、ふとした時に不安に陥ったり、悩んだりするわけですね。

夢日記をつけてそうした感情と向き合うことで、対策や解消法を考えることができます。

そうすることで、うまく自分のなかで消化できて、いい方向に向かっていけるのです。

実は、アメリカではこうしたことが、カウンセリングにも生かされているんですよ!

夢日記が危険だと思われている理由④悪夢が増える

夢日記をつけると、悪夢が増えてしまうという噂がありますが、それは本当でしょうか?

夢日記をつけると夢について意識するため、いつもはすぐに忘れてしまう悪夢も意識してしまいます。

ですから、悪夢が増えたように感じてしまう人が出てくるのです。

時には残酷な夢を見ることもあるでしょうが、無理に夢日記に書き留める必要もないです。

 

ただ、それが何かしら自分の感情を表していて、知ったほうがいいと思えば、書き留めてください。

いずれ、自分の助けになる日がくるでしょう。

ちなみに私は悪夢が増えるなんて現象はおきませんでした。

夢日記を日々つけて見返していると、よく出てくる人やものがわかるようになります。
悪夢を見てしまって怖いと思っても、夢に頻出するものが思い当たれば、これは夢だと気付けることもありますよ。

ちなみに、夢の中でこれは夢だと気付けるというのは、明晰夢の一種です!

夢日記が危険だと思われている理由⑤熟睡できなくなる

人は眠っているときに記憶の整理をします。
そして、記憶の整理をしている最中の副産物として夢を見ます。

夢日記をつけると、整理が完了していない段階の記憶を書き留めてしまい、脳が疲労するという話があります。

また、負の感情を夢日記によって思い返してしまい、精神的にダメージを受けると言う話も出回っています。

そうして、熟睡できなくなるよという危険性を訴えているサイトなどもあるようですね。

果たして、そうでしょうか?

夢日記は、朝自分が起きた段階で記録するものなので、もう記憶の整理は完了しているはずですよね。
なので、脳が疲労するという話は信憑性がないですね(;´∀`)

夜中に何度も強制的に起こされるなら、疲れは溜まると思いますが。

また、精神的にダメージを受けるという話は、まったくもってその逆です。

理由③でも述べたように、負の感情を知ることで、それを取り除いて精神的に健康になれます。
不安がなくなり、安心して眠れるようになりますよ!

 

さて、今回は夢日記が危険といわれる理由とその真相についてご紹介しました。

最後にポイントをおさらいしましょう。

夢日記は危険なのか?ポイントまとめ

夢日記が危険と言われている理由と、実践者である私の見解は次のとおりでした。

①夢と現実の区別がつかなくなる
→”夢”日記に書いたことは”夢”の中の出来事なわけで、現実と混同するはずない

②記憶が曖昧になり、周りの人と話がかみ合わなくなる
→夢と現実を混同することはないので、記憶が曖昧になることはない

③自分の負の感情やトラウマがあらわになる
→そうした感情と向き合うことで、対策や解消法を考えることができる

④悪夢が増えて、忘れられなくなる
→夢について意識するため、悪夢が増えたように感じるだけ。

⑤熟睡できなくなる
→夢日記で脳が疲労することはなく、負の感情を取り除くことができるので、逆に安眠できる

 

心配することなんて全くありませんね。

むしろ夢日記には、メリットがいっぱい、精神面を健康にしたり、脳を活性化したりする効果があります。

夢日記を活用して、自分を向上させてくださいね^^