前回の階段の夢の夢占いは、主に人物の行動に焦点を当てましたが、今回は階段の状態に焦点を当てたいと思います
つまり、以下のような状況についてです。
階段の夢の意味~吉・凶両方の夢
- 非常階段の夢
- らせん階段の夢
階段の夢の意味~凶夢編
- どこまで階段を上がっても果てしないと感じる夢
- 階段を駆け上がったり駆け下りたりしている夢
- グラグラする階段の夢
- 階段を上がっている途中で落ちる夢
階段の夢の意味~警告夢
- 階段の踊り場だけが強調されている夢
- 階段を下りる夢
それでは早速見ていきましょう。
まずは吉・凶両方の意味から参りましょう。
階段の夢〜吉・凶両方の夢〜
非常階段の夢
非常階段は非常時に使うもの
つまりこれは人生の非常時を現しています。
また、非常階段を探している夢はそこから逃げ出したいという暗示になります。
非常階段の役割は危機的状況から脱出するためのものです。
まさしく人生の緊急事態そのものなわけですね。
この夢を見たという事は今の状態が追い込まれていて、打つべき手もなく、八方塞がりなっている事が容易に判断できます。
ただ、非常階段を使えない夢を見た場合はちょっと意味合いが変わってきます。
あなたに逃げたい気持ちはあるのですが、現状からは逃げ切れない、逃げてはいけない、というあなたの心の声が覚悟を求めている事を表しているのです。
つまり、あなたは投げやりにはなっておらず、何とかして責任を果たせないものか?
もしくはまだ挽回策があるのではないか?と事態の収拾に向けての意気込みを失っていない状態なのです。
結果の良し悪しは別としてこの意気込みを持っておられるのならきっと次の機会であなたは大きく飛躍できるチャンスを掴む事ができるでしょう。
人生は捨てたものではありません。
こういうキツイことの後にはいい事が巡り巡ってくるものなのです。
螺旋階段の夢
同じところでぐるぐるまわるようならせん階段。
この夢は今の状態が長く続くという意味です。
悪い状態が・・です。
そして、この階段を駆け下りるなら、事態が悪化するという暗示になります。
螺旋階段はいびつに入り混じっています。
真っ直ぐにはなってくれません。
この形だけ見ても事態に収拾は容易ではない事が分かりますよね。
螺旋階段の夢を見ているという事はあなたのやっている事はにっちもさっちもいかない状況に陥っているのでしょう。
問題が複雑に絡み合ってしまい、打開不能なように見えているのかもしれません。
ただ、螺旋階段を楽しい気持ちで降りてゆく夢を見た場合は、思わぬ事態の展開が待っている事を表しています。
そうです。
逃げずに立ち向かっていく姿勢が必要なのです。
このハムスターのように。
結果を恐れずに立ち向かう事であなたな何かしらの成果を得るはずです。
あなたの姿勢が周囲の共感をよび、事態が思わぬ方向に進展する可能性は十分あります。
積極的に関わっていくかどうかの姿勢があなたの運気を大きく変えるのです。
以上、階段の夢の吉・凶両方の意味の夢、2パターンの紹介でした。
では次に階段の夢の意味の凶夢編に参りましょう。
階段の夢~凶夢編〜
どこまで階段を上がっても果てしないと感じる夢
この階段どこまで続いているのだろう・・なんて夢ありますよね。
これは自分の衝動を抑えたいという暗示です。
果てしない階段は果てしない衝動という名の欲望のようです。
その欲望を表に出してしまっては、対人関係において世の中に抹殺されるのではないか?という思いが強い為あなたは無理して自分の心を抑えつけているようです。
それによってあなたは言いたい事も満足に言えずに自分の持ち味を殺して生きていることになってしまいます。
本当の自分はこんなんじゃないんだ!という思いを伝え切れない為、あなたはストレスを抱え込む羽目になってしまっています。
自分のイメージは大切ですがその為の自分の精神状態を壊してしまったら元も子もありません。
どこかで勇気を出して、裸の自分をさらけ出す時がやってこれるようにしなければならないでしょう。
階段を駆け上がったり駆け下りたりしている夢
階段を駆け上がったり駆け下りたりしている夢?
ダイエットでしょうか?
違いますね。
これは目的が決まらないので考えあぐねているという暗示です。
あなたには相当、迷いがあるようですね。
あれもやってみたい、これもやりたい。
しかし、やるとなるとこれだけのリスクがかかってしまい、失敗した時の自分への周りから見る目が変わってしまうのではないかと、という思いなのでしょう。
でも、いつまでもうじうじしていても何も解決できません。
スパッと決断しましょう。
失敗してもいいのです。
やって失敗したからといって後悔する事は何もないです。
逆に得ることの方が何倍もありますよ。
グラグラする階段の夢
グラグラしている階段は地震対策がまだですよ。
使うのが怖いじゃありませんか。
と、いう事でこの夢はあなたの未来への不安を暗示しているのです。
あなたは何に対して不安感を抱いているのでしょうか?
仕事でしょうか?
対人関係でしょうか?
何れにしても自分にとって不得手な箇所は放置していたら永遠に不得手なままで終わります。
勇気を絞って取り掛かっていくしかないでしょう。
誰もあなたに対してレール敷いてあげたり尻拭いをやってくれたり出来る訳ないのですから。
しっかりした足場にいる事は気持ちのいいものです。
是非とも一念発起して自信を掴みにいきましょう。
まずは行動することからです。
階段を上がっている途中で落ちる夢
階段を踏み外すと大変危険ですね。
この夢はあなたが持っている身の回りにある挫折感を現しています。
あなたが感じている挫折感の重さ加減はどうなのでしょうか?
やっぱり悔しいでしょうか?それとも諦めてしまっていて虚無感だけでしょうか?
人間、無気力になってしまったら顔に表れてしまいますよ。
眼光はなく笑顔もなく人の顔をまともに見れなくなります。
階段から転げ落ちてしまったのはあなたの無能力さを露呈しただけの事です。
ならば次からは転げ落ちないように策を練ればいいだけの話です。
足元が滑ったからか、足元がもつれたからか、よそ見をしていて足を踏み外したのか?
原因は何かあるはずです。
それさえ分かってしまえば改善の手はいくらでもあります。
人生は短いです。
いじいじしている暇はないですよ。
以上、階段の夢の凶夢編、5パターンでした。
次は階段の夢の警告夢です。
階段の夢の意味~警告夢〜
階段の踊り場だけが強調されている夢
長い階段にあるのが踊り場です。
この夢は長い人生における重大な決定を余儀なくされているという暗示になります。
あなたは勇気を持って決断しなければなりません。
もしかしたらその決断は好きになった相手に今、告白しないと他の人にさらわれるからかもしれません。
あるいは自分がついた嘘の為に関係のない人が疑われてしまったからかもしれません。
どうしますか?
決断というのはしなかったら後々にものすごい後悔を残すものです。
後悔は人の成長を妨げる病気のようなものです。
勇気は一時だけ、自分がどれだけ屈辱に耐えれるかで、培われます。
一度味わってしまったらもう怖いものなしになれますよ。
階段を下る夢
この夢は希望していたことが実現不可能と判り、意気消沈するだろうという暗示です。
もう一度、過去に遡って進み方を考え直した方が良いという夢からのメッセージです。
また、心身の不調の意味合いもあります。おかしいと思ったならばすぐに病院にいって診てもらわなければなりません。
階段を下るという事は総合的にみて運気のいいものではありません。
何故下ってしまっているのか、冷静に自己分析して原因を突き止めることから始めましょう。
以上、階段の夢の警告夢編、2パターンでした。
最後に今回お伝えした内容をもう一度おさらいしましょう。
夢占い〜階段の夢(後編)まとめ〜
階段の夢の夢占い(後編)では8つのパターンについてお伝えしてきましたね^^
以下の通りです。
階段の夢~吉・凶両方の意味〜
- 非常階段の夢=人生の非常事態。逃げなければ吉。
- らせん階段の夢=悪い状態の長期化。状態の変化
階段の夢~凶夢編〜
- どこまで階段を上がっても果てしないと感じる夢=衝動を無理に抑えている
- 階段を駆け上がったり駆け下りたりしている夢=目標が定まらない
- グラグラする階段の夢=将来への不安
- 階段を上がっている途中で落ちる夢=様々な事に対する挫折感
階段の夢~警告夢〜
- 階段の踊り場だけが強調されている夢 =人生の決断の時
- 階段を下る夢=実現不可能な目標
階段の夢は私たちの人生の生き写しとなっていましたね。
安定した足取りで前に進むには足場である地面や階段をしっかりとした堅固なものにしなければなりません。
足場を固めるとはよく言ったものです。
人間、何をするにおいても足場がグラグラではいい仕事は出来ませんからね。
今回ご紹介した階段の状態と前編で夢占いしたシチュエーションを併せてご自身の夢を判断していただくことで、夢の意味をより一層深く理解することができると思います。
私の実体験や聞いた話
母がパート先の上司とうまくいかず、転職を悩んでいた時の話です。
グラグラしていて、今にも崩れそうな階段を登っている夢を見たそうです。
悩む日々が続いてたことも関係しているのかもしれませんが、現実では起こってほしくない、気持ち悪い出来事ですよね。
夢占いによると、こういった足場の悪い階段の夢というのは、未来に対して不安を抱いている時にもみてしまう夢なんだそうです。
この時の母は、家族にはあまり見せませんでしたが、仕事にも対人関係にも不安でいっぱいだったのかもしれません。
今は違う職場で楽しく働いているので、あの時悩みに悩んだ挙句、転職して正解だったんだなと思います。
コメント