妙に気になる夢を見るときってありますよね。

何を意味しているのか、目覚めてからしばらく考えちゃうことが私にもあります。

そんな時に役立つのが夢占い。

夢に出てきた人やアイテム、シチュエーションなどが何を暗示しているのか知れておもしろいですよね。

でも、「占い」だし、そんなに信用できるものなのか疑問に思っている人も多いはず。

そんな疑問を解消するべく、夢占いの信頼性を説明したいと思います。

これを読めば、きっとあなたも夢占いが理解できますよ。

夢占いは治療の一環!?夢占いの科学的な信頼性

夢はその人の精神面、特に無意識にあるものを映し出しているということが、心理学の分野で言われています。

そして、夢を分析する心理療法を治療の一つに取り入れ、実績や結果を出している医者・カウンセラーがいます。

医療行為として夢を分析するほど、夢というのは重要な意味を持っているのです。

つまり、夢占いは心理学を根拠にした科学的な占いということができるんです。

心理学の分野で重要人物とされているフロイト、ユングが夢占いを心理療法の一つにまで押し上げたと言われています。

 

ユングは無意識に抑圧したストレス(コンプレックスや精神面の問題)が夢として現れると説明したのです。

そして、カウンセリングが必要な患者の夢を分析し、ストレスを解明していくことで治療の結果を出していました。

この事実をみれば、古くから信頼できる方法として夢占いが使われていたことがわかりますね^^

夢占いが心理学的な根拠を持ったものであることがお分かりいただけましたか?

それでは、夢ってそもそもどんなメカニズムで見るものなのでしょうか。

私たちが夢をみるメカニズム

私たちは眠っている間に記憶の整理します。
そして、様々な記憶の断片が編集されて、夢という形で現れるわけです。

特に強くインプットされた記憶ほど夢となって現れることが多くなります。

さきほど、ユングが無意識の中にあるストレスが夢となると言っていたとご紹介しました。

意識していないのに刻まれた記憶というのは、それほど自分にとって強くインプットされているものだと言えます。

ですから、無意識の記憶が夢となって現れることが多いと説明できるのです。

 

そうやってできた夢を占うということは、自分が無意識に気にしていることを知ることができるということなんですね!

それにしても、わざわざを記憶を編集して夢を見させることに意味はあるのでしょうか?
実は夢にはこんな作用があるのです!

夢には心のバランスを保つ働きがある!

夢には「補償作用がある」とユングの時代から言われています。

補償作用とは、社会や環境に適応するために抑圧した考えや気持ちを補うということです。

わかりやすくいうと、心の奥底の本当の気持ちを夢によって体験するということになります。

 

例えば恋人に追いかけられる夢を見たとします。
これは、実は恋人との関係に何かしら不安を覚えている状態だと言われます。

自分は幸せだと思っていても、実は恋人に対して何かしら不安や不満があるのかもしれません。
考えや気持ちが偏っていると、人の心はバランスを崩してしまいます。

ですから、その偏りを正してバランスを保つために、夢を見ているということなんですね。

 

私はたまに一生懸命足を動かしているのに、全然前に進まないという夢を見ます。

これは、努力しているのに実績が上がらないストレスを意味しているんですが…^^;

思い返してみると、確かにそんなときもありますね…(泣)

 

夢にこんな作用があるなんて、普通驚きですよね!

つまり、夢は自分が気づいていない自分自身の心の声ということになります。

夢占いをすることは自分の心の声に耳を傾けるということですね!

それでは、自分の心の状態をなるべく正しく知るにはどうしたらいいのか?

次は夢占いを正しく行うコツをご紹介します!
 夢占いを使って潜在意識を上手く認識する方法!

私の実体験や聞いた話

夢占いは、過去に心理学に基づいて科学的な検証が行われていた時代もあります。
科学が発展し、もちろんそれに異論を唱える人もいるのが事実です。

一体どちらが正しいのか、科学者でも超能力者でもない私には正解は分かりません。

しかし、たとえ夢が単なる記憶の整理や記憶の一部が表面化しただけのものであったとしても、夢占いと捉えて自身の未来をより良いものにするために、自分自身が変わろうと努力をするのは良いことではないかと思うのです。

警告夢を見た時は自身の言動を今一度振り返ってみたり、吉夢を見た時は嬉しくなっていつも以上に周囲に明るく接することができたり・・。

どちらにせよ、うまく自分の生活の中に取り入れて行けたらいいなと思っています。