夢占いはユングやフロイトなどの心理学、催眠治療の大御所たちが古くから使っている治療法だという話を前回しました。
前回の記事: 夢占いの科学的根拠と夢が私たちにもたらす作用
では夢占いを通して潜在意識を認識し、問題を解決するにはどう上手く使ったらいいのでしょか?
今回はこれについてお伝えしてきます!
夢占いで自分を知ろう!
たびたび登場しているユング先生の夢分析のやり方を参考にして、夢占いのコツを押さえていきましょう。
これからお伝えする事を意識して夢占いの部屋を使ってみてください^^
覚えているところを細かく書き留める
まず第一に覚えているところは正確に細かく書き留めてください。
逆にあいまいなところや忘れてしまった部分は切り捨てても大丈夫です。
より印象に残っている部分から占っていきましょう。
夢占いを付けだすと自分の夢にもはや忘れ去られた人が出てきていることに気がつくでしょう。
私の場合は、小学生時代のそれほど関わりもなかった同級生の、さらにほぼ無関心だった弟が出てきていた!なんて事がありました。
それはほんの一例で、夢の内容を思い出す習慣がついてくると潜在意識の解釈がどんどんしやすくなってきます。
自分自身を深く知るチャンスですので、是非書き留めてみて下さい。
1,2分で出来ますので。
特に印象が強い人やものについて、イメージを連想して掘り下げていく
例えば母親についての自分のイメージを連想していきます。
優しい・温かい・明るい・強いなど膨らませていくことで、何を意味しているかを捉えやすくなります。
自分の現実の環境や状況と照らし合わせてみる
夢は抑圧された気持ちや考えを表すと言われています。
ですので、自分がいま現実で置かれている状況と照らし合わせて夢を考えてみると、解釈がしやすくなります。
例えば、職場でなかなか人間関係がうまくいかず、仕事もうまくいっていないとします。
そこで母親が夢に出てきたとすると、もしかしたら優しくされたい、甘えたいなどと思っているのかもしれません。
夢占いを通じて潜在意識を認識し、自分の本当の気持ちや考えに気付く方法についてご紹介しました。
夢を記録し、イメージを掘り下げることで、日常生活で抑えていた感情や課題が浮き彫りになります。
これは自己理解を深め、問題解決の糸口をつかむための有効な手段です。
しかし、夢占いを始めるにあたっては「こんな夢を見たけど、どう解釈したらいいの?」という疑問が浮かぶこともあるでしょう。
そこで次に、夢占いに関するよくある質問にお答えし、皆さんの夢占いライフをさらに充実させるお手伝いをしていきます。
夢占いに関するよくある質問
Q1: 夢の内容を思い出せない場合はどうしたらいいですか?
夢の内容を思い出せない場合でも、起きたときに感じた感覚や印象を書き留めてみましょう。例えば、”悲しかった”、”不安だった”などの感情がヒントになります。
また、枕元にノートやスマホを用意しておくと、夢を見た直後にすぐ記録できます。繰り返し続けることで、次第に夢を覚えやすくなるかもしれません。
Q2: 繰り返し同じ夢を見るのはなぜですか?
繰り返し見る夢は、潜在意識からの重要なメッセージであることが考えられます。特定の状況や感情が解決されていない可能性があるので、夢のテーマや登場人物について掘り下げて考えてみましょう。
解釈が難しい場合は、信頼できる夢占いの専門書や心理カウンセラーの助けを借りることをお勧めします。
Q3: 夢の中に現れた知らない人は何を意味していますか?
夢に出てくる知らない人は、あなた自身の隠れた側面や未知の可能性を象徴している場合があります。たとえば、その人物が持つ特徴や行動に注目することで、自分が気づいていない感情や欲求を理解する手がかりになるかもしれません。
時には単に日常の中で見かけた人が潜在意識に記憶されているだけの場合もあります。
Q4: 夢に出てくる家族はどのように解釈すれば良いですか?
家族が夢に登場する場合、その家族に対する感情や関係性を反映している可能性があります。たとえば、母親が夢に出てきた場合、安心感や依存心、あるいは抑圧された感情を表しているかもしれません。
自分の現実の状況と照らし合わせることで、より具体的な解釈が得られるでしょう。
Q5: ネガティブな夢ばかり見るのはなぜでしょうか?
ネガティブな夢は、日常生活のストレスや不安を反映している可能性があります。また、潜在意識が解決しようとしている問題が夢として現れることもあります。
ストレス解消のためのリラクゼーションや、自分の感情と向き合う時間を作ることが役立つかもしれません。
Q6: 夢日記を書くと本当に効果がありますか?
夢日記を書くことで、夢を覚えやすくなるだけでなく、潜在意識と向き合う練習になります。過去の夢を振り返ることで、自分の感情や思考のパターンを理解しやすくなるでしょう。
ただし、夢日記がストレスにならないよう、気軽に取り組むことをお勧めします。
Q7: 怖い夢を見るときはどう対処すれば良いですか?
怖い夢を見た後は、深呼吸やリラクゼーションで心を落ち着かせましょう。夢の内容を客観的に記録することで、恐怖心が和らぐことがあります。
必要であれば、心理カウンセラーに相談してみるのも良い方法です。
Q8: 夢に出てくる物や場所にはどんな意味がありますか?
夢に出てくる物や場所は、あなたの心理状態や感情を象徴していることがあります。たとえば、壊れた建物は不安や変化を表す場合がある一方で、美しい庭は成長や癒しを示唆することがあります。
具体的な解釈は個人によって異なるため、自分の状況や感情に基づいて考えることが大切です。
Q9: 同じ夢を共有する人と話し合うのは役に立ちますか?
夢について他人と話すことは、異なる視点や解釈を得る良い機会になります。共感や新たな気づきが得られるかもしれません。
ただし、解釈は個人的なものであるため、自分自身の感情や経験を優先することが重要です。
夢占いに関するさまざまな疑問にお答えしました。
夢の解釈は個人的なものですが、その内容を理解することで自分自身の潜在意識や感情に気づくきっかけになります。
ここでお伝えしたコツやヒントを活用し、夢占いをより深く楽しんでいただければと思います。
それでは最後に、夢占いのポイントを簡単に振り返りながら、さらに理解を深めるための「まとめ」をお届けします。
夢占いを通して自分の潜在意識を知るコツ〜まとめ〜
夢占いは古くから心理学で利用されてきた科学的に信頼性の高いものだということがわかりましたね。
夢は私たちが抑えてしまった気持ちや考えが映像として表われてきたものなのです。
正しく夢占いをすることで、自分の本当の気持ちを知ることができますよ^^
前回の文も踏まえて夢占いのコツを一度まとめますね。
覚えているところを細かく書き留める
特に印象が強い人やものについて、イメージを連想して掘り下げていく
自分の現実の環境や状況と照らし合わせてみる
もともと私は夢占いが好きでしたが、今回いろいろ調べてみて更に奥深さを感じました。
みなさんも早速明日の朝からやってみてくださいね!
いい夢が見られますように!
次は夢日記の危険性についてお伝えします。
⇒ 夢日記は危険なのか?その真相を徹底解説!
私の実体験や聞いた話
眠っている間に夢を見ていて起きた直後は鮮明に覚えていても、その日のお昼頃になると、もうすっかり夢のことを思い出せなくなっていませんか?
夢は、抑圧されている自分自身の気持ちや考えなどの表れとも言われています。
夢占いをするにあたってまず初めに、印象に残っているところをきちんと覚えておく点が重要です。
夢の登場人物の言動や自分の感じた気持ちを、起きてまだ記憶が鮮明なうちに、細かく書き留めておくといいそうです。
少し前に話題になった、未来が夢で見えるという某漫画家さんも、夢をメモに書き留めていらっしゃったそうですね。
私もその漫画を読みましたが、本当にそんな予知能力のようなものを持った人がこの世にいるのかと、とても驚きました。
少し話が逸れてしまいましたが、しっかり書き留めたのちに、今の自分自身の状況と照らし合わせてみます。
そして、なぜそんな夢を見たのかと考察することによって、自分自身の潜在意識と向き合うことができるのではないでしょうか。
これからも、夢占いを上手に使いたいですし、今までこういうことをしたことのない人にもぜひ試してもらいたいと思います。
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